今まで大概の物は食べられたがここのは大変だった、地面に穴を掘って焼けた石を入れてやるあれだ、初めての事だし始めから見ていた訳ではないので皆がこんもりとした草の山を掻き分け始めた時には何が始まるんだろうと訳が判らなかった。
出て来たのが豚の丸焼きなんで納得、中々いい所へぶつかったもんだと思ったのはそこまで、さあ食べろと貰ったのが厚さ3~4Cmもある脂身、まるでスポンジを油に浸した様なしろもの、せっかくの好意をと必死に飲み込むが、写真にあるように男達が骨やら竹のナイフで肉を切り分けるそして時々べったりと手に着いた油を体に塗ったりしながらの作業を見ながらじゃとっても喉の通りが悪い、いやー、ご馳走されるのも大変でしたよ。
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